コールドスプレー用銅粉
特徴
- 高純度・均一な粒度分布
- 純度 99.9%以上(Fe、Pb、Asなどの不純物≦0.001%)
- 粒度分布が狭く、平均粒径 50ナノメートル~数マイクロメートル(カスタマイズ対応可能)
- 球状構造と高分散性
- 高球形度(球状率>95%)で表面が平滑、流動性に優れ、スラリー・塗料中での均一分散を実現。
- 表面活性処理により複合材料との界面接着性を強化(精密コーティングに最適)。
- 優れた導電性・熱伝導性
- 導電率 58 MS/m(純銅の約90%)、銀被覆タイプ(オプション)で耐酸化性を向上(高周波回路・EMIシールド材適用)。
- 熱伝導率 400 W/m・K(放熱材・潤滑油添加剤の熱管理効率を改善)。
- 化学的安定性・耐候性
- 高温・高湿度・酸アルカリ環境下でも酸化・腐食に強く、長期安定性を保持。
- 銀被覆銅粉(Ag-Cuコアシェル構造)により、さらなる耐酸化性を付与。
- 低温焼結特性
- ナノ粒子(例:粒径50nm)は 100℃以下 での焼結が可能(プラスチック基板への低温プロセス対応)。
用途
- 電子・半導体分野
- 導電ペースト:プリント基板(PCB)、多層セラミックコンデンサ電極、フレキシブル基板(FPCB)
- 電磁波シールド材:電子機器のEMI抑制コーティング・フィルム
- エネルギー分野
- リチウムイオン電池:電極導電助剤・熱拡散層
- 燃料電池:水素極触媒担体
- 自動車・通信
- 高周波ケーブル導体(5G通信)
- エンジン部品耐摩耗コーティング
包装・形状
- 包装:ドラム缶(20kg/缶)、パレット積み、カスタム包装対応
- 形状:球状粉末(パウダー)
コールドスプレー技術の特長
- 低温プロセス
- 基材温度を 100℃未満 に維持し、樹脂・複合材などの熱変形を防止。
- 高密着・低気孔率コーティング
- 微粒子の高速衝突(500–1200 m/s)による塑性変形で、気孔率 <2% の緻密層を形成。
- 耐食性(塩水噴霧試験2000時間合格)・導電性(体積抵抗率≦5 μΩ・cm)を両立。
冷喷涂工艺的特殊性:
冷喷涂技术通过高速喷射超微球形铜粉至基材表面,形成致密涂层,其优势包括:
低温加工:避免基材热变形,适用于塑料、复合材料等敏感基材。
涂层致密性高:颗粒在撞击中塑性变形,减少孔隙率,增强耐腐蚀性和导电性。